脳科学的時間術

こんにちは、にゃんちゅうです。
本日は、本の紹介シリーズ第2回です。
 
紹介する本は、
「脳のパフォーマンスを最大限まで引き出す 神・時間術 樺沢紫苑著」です。

 

脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術

脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術

 
 
Amazonのレビュー評価を見てわかるように、ビジネス書ランキングに入っているような本で、駅の本屋さんなどでも平積みされて売られているような本です。
 
著者は精神科医の樺沢さんと言う方で、本の話の冒頭はご自身が病院で勤務されていた頃のお話から始まります。精神科医として病院で1日16時間以上働き、仕事と睡眠の2つしかやられていなかったという経験があるそうです。そんなある時、樺沢さんがアメリカの大学病院へ留学することになりました。そこで得た、アメリカ人のライフワークバランスについても踏まえてこの本は書かれています。
 
高校生くらいの頃私も、毎日受験勉強と寝るだけしかなく、「人間の睡眠時間が2時間で大丈夫だったらもっとあんなことやこんな遊びができるのになあ・・・」と思ったものです。
この本では、睡眠時間を削ることなく人の4倍働いて、2倍遊ぶ人生を過ごすための時間の使い方について書かれています。
 
抜粋して4点紹介します。
 

①脳のパフォーマンスが最も良いのは朝起きてから3時間

集中力が必要な文章やパワポを作る作業は、午後やるよりこの3時間(ゴールデンタイム)にやる方が、午後よりも時間が1 /4になるそう。なぜかというと、朝は脳がまっさらな状態であるため、さまざまな情報を吸収しやすいとのこと。
 

②集中力が落ち、ミスが増えるのは午後2時から4時ー集中力を取り戻すには運動をー

有酸素運動をすることでBDNF(脳由来神経栄養因子)という脳を育てる物質の分泌が促進、やる気を出すドーパミンの分泌も増加。結果、朝のゴールデンタイムのようなまっさらな脳へ80%程度回復させることができる。
→実際に平日夜の仕事おわりの後、ランニングを1時間程度して本を読んでみました。結果、本当に集中力が上がってる。文字がするする入ってくる。ランニング前よりも、邪念も少ない。すげえ。やってみないとわからないのでぜひやってみてください。
 

③カーテンを開けて寝て、5分シャワーを浴びて目を覚ます

私自身、低血圧なせいか、朝は弱くて、アラームがなってもなかなか起きれなかったり、起きても数分ベットの上でぼーっとしてしまいます。試しにカーテンを少しだけ開けて寝てみたところ、普段なら6時間睡眠ではかなり起きるのがツラいのですが、この方法ではすっきり目覚められました。カーテンを開けると、日の光を目が認識し、脳内で睡眠や覚醒に関与するセロトニンという物質が分泌されるそうなのです。
 
加えて、朝シャワーも実践してみたところ、確かに熱いシャワーを浴びるだけでかなり目が冷めて仕事やるぞモードになります。さらに、熱いシャワーで体が温められたまま外出着に着替えるので、体がぽかぽかした状態を長く保つことができました。電車のなかでもポカポカしており、職場についても「なんか今日いつもより体温高いな」って感じがしました。冷え性の女性にもおすすめです。
 

④レム睡眠とノンレム睡眠があるように、起きているときにも覚醒度の高い90分と眠気の強い20分が交互に訪れている

睡眠中には深い眠りと夢をみるような浅い眠りが交互に訪れているとよく聞きますが、実は起きている時にも起こっているそうなのです。本のなかでは、この90分ー20分サイクルを利用した仕事術も書かれているのでぜひ読んでみてください。
 
本の最後に、この樺沢さんがなぜこの本を書いたかについて触れられています。
 
精神科医として働いているなかで、日本人の過労自殺について強く問題意識があった。日本は経済成長をしているけれども、先進国のなかで労働時間がかなり多く悪かった。これは、非効率な働き方を長時間労働でカバーしていることを示していると。
 
「人の4倍働き人の2倍遊ぶ。」
 
時間を効率的に使うことで、仕事もプライベートも家族も自分の健康も大事にしてほしい。この本を書くことで、日本人のワークスタイルを変え、自殺も過労死も今の半分以下に減らす。それが本を書いた理由だと伝えています。
 
この本は、素晴らしく良い情報が載っているだけでなく、著者樺沢さんの「日本を良くしたい」という気持ちが最後に読者の心を鷲掴みにします。
 
人生を豊かに過ごしたいと思っている、すべての皆さんにぜひ紹介したい本です。
 
以上、本日は本の紹介でした。