脳と芸術とAIの共存に向けて

こんばんわ。
そろそろブログを始めて1ヶ月。ブログタイトルを変えようと悩んでいるところです。
たくさんの人に読んでいただけて、大変嬉しく思います。

 

先日、『脳と芸術とAIの共存に向けて』というシンポジウムに
参加してきたので、今日はその内容について。
(概要は以下パンフレット参照)

http://www.tamagawa.jp/research/academic/news/pdf/detail_13593-pdf-01.pdf

AIBot研究センター

このシンポジウムは小田急線沿線にある玉川大学で行われました。
玉川大学脳科学の研究分野では最先端を進んでおり、著名な先生も多いようです。

 

その玉川大学の中でもAIBot研究センターと呼ばれる組織が主催しており、

人と技術が調和する時代の実現

超快適空間の実現

 

という言葉が繰り返し使われていました。

www.tamagawa.jp

 

ここ最近のニュースのキーワードであるAIと脳、そして芸術を結びつけ
社会に還元していく、最先端の研究施設ということですね。

 

音楽鑑賞に映像はいるか

芸術といってもいろいろありますが、私は絵とかオブジェとかには造詣が深くないので
音楽に対してのみコメントしようと思います。

 

今回世界初の映像と音楽のコラボレーションによる新しい芸術表現と題して

バイオリンの生演奏とプロジェクターによる映像の投影により、
快適と感じるかといった試みがされました。

 

映画やプロジェクションマッピングと何が違うの?と思いましたが、

 

映画は映像に「合う」音楽をつけるのに対して、

今回の試みは「生」演奏に「全く関係ない」映像をつける

という部分に大きな違いがありました。

 

試みとしては3つ。

  1. バッハの曲 (ソナタ1番アダージォ) に西洋チックな (フランダースの犬でネロを迎えに来る天使達のような)映像を垂れ流す
  2. 同じくバッハの曲 (ソナタ3番アダージォ)に京都の嵐山の竹林の映像を垂れ流す
  3. 同じくバッハの曲 (シャコンヌ)に自動生成する無機質な映像を垂れ流す

これらにそれぞれ、映像有無のverを生演奏と共に聞いてアンケートを書くといった
ものでした。(各曲は一応最後の方に載せておく)

 

それぞれの試みに対して、率直な感想は

  1. 西洋チックなものは曲に合うに決まっているからかもしれないが、より神秘的に感じるし、ストーリー性も共感できた。曲調がそもそも悲しいのもあるけど、
    映像がある方が余計疲れた。
  2. 完全に京都の竹林というヒーリング映像によって、曲なしに癒された。
  3. 前衛的すぎる試み。自分の頭の中が、ぐちゃぐちゃになるようなそんな気分になった。ちょっと何言ってるかわからないです…。

 

共通して感じたことは、映像があると、演奏が聞こえにくくなる。

 

質疑応答で先生もおっしゃっていたが、私も以下の意見に同意だ。

 

  • 映像と音楽が完全に同期している必要はない
  • 過去の経験や脳に蓄積している情報を刺激してあげれば良い
  • 映像刺激によって生じたイマジネーションを崩さないように、
    継続的な情報刺激は必要ないだろう
  • MRIとかを利用して、映像刺激の種類や間隔による脳の刺激を見ていけば
    バックグラウンドの異なる人でも、創造性を効率よく創造性を刺激してあげることは可能

つまり

「映像をずっと流しておくのではなく、必要な時に(リラックスゾーン、激情ゾーンなど)映像を流して、脳を刺激してあげることでより良い快適空間になる」

 

演奏していた斎藤アンジュ玉藻さんの力強さや鬼気迫る雰囲気に凄みがあって
映像なしの時の方が楽しめたとも正直思った。

 

サカナクションを参考に!

 

今回、プロジェクターでの映写で終わってしまい曲と映像のマッチングもかなり
ずさんであったため、せっかくやるならもう少しクオリティをあげるべきだ。
(参加年齢層は50以上の夫婦がほとんどで、無料で演奏会をお見せしますという方の
趣旨が強かったため致し方ないのかもしれないが)

 

誰でも思いつくが、VRで同じ試みをすれば視覚が演者に移らないし
もっと異なる効果が得られたに違いない。

 

ただ、このプロジェクトは非常に面白いと個人的には感じていて
テクノロジーが進化していった終着点の1つであるといっても過言ではないと思う。

 

すでに最先端を行っているグループとして

ロックバンドのサカナクションがいる。

後日また記事を書きたいくらいだが、
彼らは音声や映像と生のライブのコラボレーションという観点で
常に新たな試みをしている。

まだ見たことのない人には是非フェスでもいいから見て欲しい。

 

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ちなみにこのシンポジウムのアンケートにも、以下のように記述した。


サカナクションとのコラボレーションや情報交換をして欲しい。その成果が東京オリンピックで観れることを期待しています。

何様のつもりや!笑
でも音楽の可能性、とてもあると思います。

実際自分も新しいビジネスを作るなら音楽と何かのコラボレーションで
やりたいと思っているくらいです。

 

良い違和感。

 

それではまた!

 

 

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