逃げるは恥だが役に立つ、と星野源さんについて

こんにちは、にゃんちゅうです。

本日はchokoshさんがお休み頂いているため、私が担当します。

 

さて、本日は星野源さん(以下星野さん)の魅力について、と逃げ恥についてです。

 

星野さんはラジオパーソナリティーをされています。そのラジオで「逃げるは恥だが役に立つ」の第7話の放送終了後、視聴者から得た反響についてお話していました。それを語るにあたってまず第7話についてお話します。(注意:以下ネタバレ含みます)

 

逃げるは恥だが役に立つ 第7話

第7話のお話のポイントは、みくりさん(新垣結衣)・津崎さん(星野源)の周囲のキャラクターに注目してみることです。

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注目すべきキャラ①:ゆりちゃん(石田ゆり子

化粧品会社で経営職としてバリバリ働く40代の女性で、お仕事をただ一筋に頑張ってきた人。だけど独身。

 

第7話では、ゆりちゃんの職場で産休をとる女性について、

「また産休?はっきり言って迷惑だと思いませんか」的なことを

部下の女性(堀内さん)がゆりちゃんへ問いかけます。

 

するとゆりちゃんはこう答えます。

 

「悪いけどねえ、もうそんな次元にない。・・・嫉妬も通り越して、私の代わりに産んでくれてありがとう!って感じ」と答えます。

周囲が思っているほど、本人は気にしていないようです。

 

注目すべきキャラ②:ゆりちゃんの部下の女性の堀内さん

白黒はっきりものを言う性格で、何かあるたびに「あの子は帰国子女だから変わってる」と言われて生きてきた、と第7話で告白します。だからこそ、帰国子女ということを今まで隠していたようです。

 

注目すべきキャラ③:津崎さんの同僚の沼田さん(古田新太

同性愛者で、ミステリアス要素を含んだキャラクターとして描かれています。

 

そんな沼田さんに対して同僚たちは

「沼田さんって…女性と男性の両方の視点がありそうだよね(ゲイだから)」

だとか、

「いやいや、男でも女でもないでしょ。あれは沼田さんという生き物だよ」

と言います。

 

そこで、津崎さんがぽつりと、

「どうして人は決めつけられるのが嫌なのに、決めつけてしまうのでしょう」

といいます。

 

確かに、ゲイ=男性の気持ちも女性の気持ちもわかる、となぜだか思ってしまいますね。

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ここで本題に戻りますが、

第7話のラストシーンは、

津崎さんがみくりから「ヒラマサさんとならそういうこと(イチャイチャ)してもいいですよ」と言われ、女性経験のない津崎さんは動揺して「ごめんなさい・・・できません。僕には。」と答え、みくりさんがショックと恥ずかしさで一杯になる・・・。というシーンで終わります。

 

物事に対する先入観

この回の放送終了後、

TBSには「何やってんだーヒラマサ!」「男だろ!ガッキーをがっかりさせるな!」

といった声がたくさん届いたそうです。

 

このことについて星野さんがラジオでこう話していました。

 

じゃあ、もしこれが男女逆だったら、視聴者はどう思っただろうか。

 

みくりさんが男性経験がなく、津崎さんからそういうことを言われ、断ったとしたら。・・・・・誰も怒らないはず、と。

 

「男が女に恥をかかせたらいけない」という、

その視聴者の価値観に対して、問いかけたいメッセージがあり、

 

逃げるは恥だが役に立つというドラマは、視聴者の反響も予想した上で作られている非常に社会的なドラマだ、と言っていました。

 

第7話で描かれる周囲のキャラクターを通して、

例えば、ゆりちゃんに対して「結婚していないからきっと産休で休む女性に対して妬みやうらやましいと思うに違いない」という、ほかの人からの勝手な決めつけや、

沼田さんに対して「この人はゲイだから男女の気持ちどちらもわかってくれそうだ」という勝手に人をカテゴライズして期待してしまうこと、こういったことを問題提起しているような気がします。

 

 

先入観や偏見は、「男だからこうすべき」「女だからこうすべき」ということだけでなく、他人が勝手に「この人はこういう人に違いない」「この人はかわいそうな人だ」と決めつけてしまう。

 

その心にも偏見や先入観の種があると伝えているのではないでしょうか。

 

 

逃げ恥ではその問題提起の仕方が非常にさらっとしており、基本的には楽しいラブコメとして構成されているので、楽しく見たい視聴者からきちんと人気を得て、一方で深くみている視聴者に対してもメッセージが残るように作られており、そこが絶妙な塩梅だと思います。楽しく見せながらも、ちゃんと世の中へメッセージを残せるステキなドラマだからこそたくさんの賞を受賞したのでしょう。

 

 星野源さんの魅力 

ラジオで星野さんがそのように話しているのを聞かなければ、私にとっても逃げ恥はただ楽しいドラマでしかなかったでしょう。この話をきいて、なるほど~~と心が強く揺れ動いたのを覚えています。

 

星野さんの魅力、それは

音楽やお芝居の上手さだけでなく、感受性豊か(気づきの能力が高いという意味で)で、しかもそれを言語化してメッセージにできる頭の良さがあるところがとても素晴らしいと思っています。

きっと、今までお芝居や音楽やエッセイ、ラジオパーソナリティーと、様々なお仕事を通して、物事をいろんな角度から捉えたり伝えたりしてきた経験があってのことだと思います。

 

また最近の星野さんといえば、

このドラマに出演した後リリースした、「Family Song」という曲で

「家族の愛を描きたい。でも、家族って何か考えたときに、同僚に対してファミリーだと言う人もいるし、結婚していないけれどパートナーという人もいる。同性愛の人もいる。そんなこれからの社会を考えたときに、この曲で描く家族の愛では、このような人がこぼれてしまわないような歌にしたい。」と言っています。

 

歌詞の中に「血の色 形もちがうけれど いつまでもそばにいることが できたらいいだろうな」というフレーズがあります。

私の解釈ですが、家族って何だろう・・・・、それに対しての答えは戸籍や書面の契約や社会的な体裁でもなく、「ずっとこの人のそばにいたい」という気持ちがあって、お互いの幸せを願いあうこと、そんなことなんじゃないでしょうか。

 

逃げ恥は事実婚(婚姻届けを提出しない夫婦)というところからお話はスタートしています。逃げ恥に出てから、新しい社会の形というものに星野さんはとても影響されているのでは・・・と私は思います。

 

恋(カップル)→Family song(家族)、という順に新曲をリリースしていますが、

今度はどんな曲を書くのでしょうね?(先日のラジオでレコーディングしていると言っていました)

 

次の新曲では、星野さんが私たちに何を伝えてくるのかとても楽しみにしています。

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以上、本日は逃げ恥と星野さんについてでした。